増える訪日客、企業の対策は万全か? インバウンド戦略の最前線と次の一手

公開日:2025年11月05日

インバウンド対策の需要が高まるなか、「どのような対策が効果的なのか」「どのベンダーに頼めばいいかわからない」という課題に応えるべく、宣伝会議は「インバウンド会議カンファレンス2025」を開催。訪日観光客の最新動向、プロモーションの成功事例など、多角的な視点からインバウンドビジネスの今と未来が語られた。

「インバウンド会議カンファレンス」とは?

観光庁によると、2024年のインバウンド市場規模は、訪日外国人旅行消費額で8兆1395億円と前年比で53.4%増、コロナ前の2019年比でも69.1%増と大幅に伸長し、2025年もさらなる成長が見込まれている。一方で、訪日外国人旅行者の購買行動はデジタル化・多様化が進んでおり、企業は新たな課題への対応を迫られている。

このような背景を踏まえて、宣伝会議が開催したのが「インバウンド会議カンファレンス」というリアルイベント。複雑化するインバウンドビジネスに携わる企業の担当者や広告主企業、広告関連会社を対象に、共に次の価値をつくるため...

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旅マエ・旅ナカ・旅アト一気通貫 インバウンド戦略

インバウンド消費は復調し、訪日客の購買行動は旅行前・旅行中・旅行後の3フェーズでつながっています。そして2025年は、訪日客数が4000万人に達するとの予測も出ており、ますます“巨大マーケット” を攻略する必要性は大きくなっているのではないでしょうか。メーカーや小売、サービス業にとっては、単なる「一度きりの購入」ではなく、来日前からの期待づくり、滞在中の購買・体験設計、帰国後のファン化やリピートに至るまで、一貫した接点づくりが求められるようになりました。本特集では、企業・ブランドがどのように訪日客に向けてブランドを発信し、売上やリピートにつなげればよいのか、旅マエ・旅ナカ・旅アトの各フェーズで成功事例をもとにヒントを探ります。

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