ファミマは万博で「次世代型コンビニ」を実証 サイネージと再生素材什器で“体験×SDGs”を両立

公開日:2025年12月01日

  • 古庄慶至氏(ファミリーマート)

大阪・関西万博の南東エリア「ウォータープラザマーケットプレイス東」に出店したファミリーマート。水辺のロケーションに位置し、来場者が食と休憩を楽しむエリアとして多くの人が集まる中、「メディアデバイスとSDGsを融合したコンビニエンスストア」として独自の店舗体験を提供した。

ファミリーマートの万博出店まとめ

主食商品の販売数が予想以上 万博で見えた“即食需要”

ファミリーマートが大阪・関西万博で出店した店舗の特徴は、横幅7メートルを超える大型デジタルサイネージだ。立体的な映像が飛び出す高精細コンテンツが来場者の目を引き、未来的なショッピング体験を演出した。

出店場所は会場南東の「ウォータープラザマーケットプレイス東」。水辺に面した開放的なロケーションで、国内外問わず来店者は絶えなかったという。売場面積は約40坪と通常店舗と同規模ながら、「メディアデバイスとSDGsを融合した店舗」をテーマに設計。再生素材を使用した商品棚やレジカウンターなどを...

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