残布が広告へ、そしてプロダクトに生まれ変わる アークテリクスのサステナブルなリユース広告

公開日:2025年10月06日

  • 新井望由季氏(アメアスポーツジャパン)

アウトドアブランド・アークテリクスは、2024年11月に国内最大規模の店舗「アークテリクス新宿ブランドストア」をオープン。その認知拡大とブランドメッセージの体現を目的に、東京・新宿駅にて大型OOHを展開した。特徴は、製品に使用しない残布を用いたサステナブルな広告表現。デジタル全盛の時代に、あえて“リアル”に訴えるOOHを選択した理由とは何だったのか。

新宿駅のOOHは、ゴアテックスファブリクスの残布を使用して制作。OOHの左下には、掲出後にプロダクトとして再利用される旨が記されている。

2024年11月、アークテリクスは国内初となる「ReBIRDサービスセンター」を併設したフラッグシップストアを新宿にオープンした。全4フロア構成のうち、最上階に位置する4階では、同ブランドの哲学である「Design to Last」を体現すべく、製品の修理やケアをサポートする専用スペースが展開されている。

ReBIRDサービスセンターでは、これまでよりも高度で多様なメンテナンスニーズに応えることが可能になり、縫製を伴う修理にも対応できるようになった。

こうしたサービスを展開する新宿店のオープンを契機に、アークテリクスの世界観や哲学をより多くの生活者...

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