高架下といえば、かつては雑多な飲食店街や倉庫スペースといったイメージが一般的だった。しかし、東急線沿線における高架下空間は、いま大きな変貌を遂げている。東急グループは、この未活用空間を「まち歩きが楽しくなる新たな都市型スポット」として再構築。地域の個性や人の流れを巧みに取り込みながら、にぎわいと新たな価値を創出するプロジェクトが各地で進行中だ。ここでは、同グループが手がける高架下空間を紹介する。
昼も夜も使える街のサードプレイス
「中目黒高架下」
中目黒高架下のデザインコンセプトは、「Roof Sharing(ルーフ・シェアリング)」。高架橋の下には、個性豊かな外装デザインの店舗が空間を“共有”しながら...
