閉幕後も続くミャクミャクの人気ぶり 万博ロスをチャンスに変えた「変なホテル」

公開日:2025年12月02日

  • 増田誠輝氏(HISホテル)

大阪・関西万博で人気を博した公式キャラクター「ミャクミャク」。その熱量をホテルの販促施策に転換したのが、HISホテルホールディングスが展開する「変なホテル」だ。コラボルーム企画を軸に、来場者の“万博体験”をホテルで再現し、閉幕後も稼働率と予約数を伸ばし続けている。今回、同社の宿泊事業部 西日本事業部長の増田誠輝氏に、企画の背景からアフター万博の展望までを聞いた。

「大阪・関西万博をホテルでも楽しんでもらいたい」。その思いから生まれたのが、「変なホテル」の「ミャクミャクコラボルーム」「ミャクミャクコラボルームプレミア」だ。客室の壁やベッドをミャクミャクデザインで装飾したところ話題となった。

コラボルームを販売したHISホテルホールディングスはHISのグループ会社として、国内外で「変なホテル」ブランドを展開している。もともとテクノロジーやエンタメを掛け合わせた宿泊体験を得意とし、宿泊そのものを“旅の目的化”する戦略を進めてきた。今回のミャクミャクとのコラボ実施にあたり、同社でもホテルを通じた体験提供を考えていたと増田誠輝氏は語る。

「万博は“未来社会の実験場”というテーマを掲げていました。そのため、私たちもホテルという空間を通じて、未来志向の体験を提...

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2025年の大阪・関西万博は2900万人以上を動員し、前評判を覆す熱狂のうちに閉幕しました。企業による巧みな店舗や商品の展開、そのプロモーション、そしてユニークなパビリオン体験など、数々の施策は生活者の消費や購買行動をどのように動かしたのでしょうか。大阪・関西万博を起点に、ブランディングと販促の成果を総括し、“万博ロス”と呼ばれる今だからこそ、次なる「売り方」を考えるヒントを探ります。

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