今回の特集アンケートに寄せられた回答は53件。月刊『販促会議』2026年6月号の誌面では、その回答のうちから25件の施策事例を抜粋し、回答者からのコメントとあわせて掲載しました。本記事では、デジタルマガジン購読者の方【限定特典】として、本誌では掲載しきれなかった事例を28件のコメントとともに紹介します。完全匿名だからこそ語られた、現役マーケターの率直な視点をぜひご覧ください。
①特水の御茶ノ水での広告展開/サントリービバレッジ&フード「特茶」
➤特茶で培ってきたブランド文脈を、そのまま水というカテゴリーへ無理なく広げ、さらにその象徴として「御茶ノ水」という場所を選定した点が参考になった。商品名の「特水」、プロダクトの思想、そして広告展開の場が相互に補完し合うことで、説明に頼らずとも直感的に理解・納得できる、筋の通ったコミュニケーションが実現できている。「特茶からの“水”」というプロダクトの広告展開の場として「御茶ノ水」を選んだ点も印象的。「特茶」から「特水」へ、さらに「お茶」と「水」を想起させる地名へと連想が自然につながり、場所そのものがブランドストーリーの一部として機能している。また広告表現そのものを強く主張せずとも、商品・ネーミング・立地が一体となることで、生活者に直感的な納得感をもたらす構成になっていると感じた。(食品・飲料/PR・広報/一般社員)
②仮面ライダームービープロジェクト/東映「仮面ライダー」
➤ターゲットになりそうでない層にも興味を持ってもらえるよう、複数作品を候補に入れるのがうまいと感じた。自分が好きな作品がもしかしたら映画化するかもしれないという期待を持たせ、さらに候補作品のうち複数は当時の役者を使って映画内容を告知。「どの作品が映画化してもおかしくない」という感情を生み出していた。また2001年から2018年までの作品を候補に入れているため、現在30代~20代の社会人、さらに...

