キャラクターIPのグッズ店舗として代表的な立ち位置であるポケモンセンター。ポケモンの商品を届ける場所であると同時に、ポケモンと出会い、その思い出を持ち帰る場所でもある。店内で迎えてくれるポケモン、地域ごとに異なる空間演出、商品との偶然の出会い。その一つひとつに込められているのは、あくまで「主役はポケモン」という考え方だ。ポケモンセンターの店舗空間は、どのようにつくられているのか。
ポケモンセンタートウキョーDX
ポケモンセンタートウキョーDXのエントランス。出迎えるのは、左からピカチュウ、カビゴン、ミュウの3匹。
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ポケモンセンターは1998年に東京・日本橋に1店舗目をオープン。ゲームの中で、ポケモンの体力を回復させる施設として登場する「ポケモンセンター」を現実世界に再現したオフィシャルショップとして、ポケモンとファンがリアルな場で出会う拠点をつくってきた。現在、ポケモンセンターは国内ではサテライトを含め18店舗。海外にもシンガポール、台北に常設店舗を構え、2026年中にはタイ・バンコクにも出店を予定している。
ポケモンは2026年で30周年を迎え、ビデオゲームのほか、アニメ、アプリ、カードゲーム、オンラインショップなど、ユーザーとの接点が多様に広がっている。そうした中で、ポケモンセンターの存在意義をどのように捉えているのか。店舗開発室の寺本康彦氏は、ポケモンが直営店舗を持つ意味を次のように話す。
「ポケモンをプロデュースする会社である私たちが直営店舗を持つことは、商品やサービスをお客さまに直接お届けできるという点で、大きな価値があると考えています。私たちが大切にしているポケモンの魅力・世界観・想いを、直接お客さまへお届けすることができることに加え、売上データだけでは測ることのできないお客さまの反応を事業へダイレクトに反映できることも強みです。2028年には...


