セブン‐イレブン・ジャパンは“未来型店舗”をテーマに2店舗を出店した。水素発電や限定パッケージ、SNSでの関西弁を交えた発信など、環境配慮と顧客体験を融合した実証的店舗運営に挑戦し、2店舗合計の累計来店者数は164万人を記録した。
セブン‐イレブン・ジャパンの万博出店まとめ
環境」「商品」「買い物体験」3つの視点で未来志向の施策を
セブン‐イレブン・ジャパンは“未来型店舗”をテーマに、西ゲートマーケットプレイス内に構えた「西ゲート店」と、ウォータープラザマーケットプレイス西付近に位置する「ウォータープラザ店」の2店舗を出店。いずれも来場者の主動線上という高い利便性を持ち、期間中の累計来店者数は164万人に達した。店舗面積の規模は通常店舗と同じだが、環境・商品・買い物体験の3つの視点で未来志向の取り組みを実施した。
具体的に環境面では、水素エネルギーから発電した電力で、「セブンカフェスムージー」のマシンを稼働。さらにペットボトルなどのプラスチック容器をリサイクルにつなげる仕組みを導入し、来場者自身が“資源循環”を体験できる店舗づくりを行った。
一方で買い物体験の面では、揚げ物や焼きたてパンなどのカウンター商品を発券機から注文するスタイルを採用...

