協賛企業から出される商品・サービスの課題に対し、企画書形式でアイデアを競う「販促会議企画コンペティション(以下、販促コンペ)」。第17回「販促コンペ」でゴールドに輝いたのが、CHOCOLATEの西口滉氏・電通アドギアの安田桜子氏のコンビによる企画「Happy New We’re」だ。学生時代のインターンをきっかけに出会い、以来、別々の会社に所属しながらもコンペのパートナーとして挑戦を続けてきた2人。「最後の挑戦」と位置づけた今回、なぜこの企画にたどり着いたのか。アイデアの着想から制作プロセス、そして次の応募者へのメッセージを語ってもらった。
「Happy New We're」とは?
富士フイルムイメージングシステムズによる「写真入り年賀状の価値を伝えるアイデア」を募集するという課題に対して、写真入り年賀状の価値を“みんなでつくる体験”に置き換えたのがポイント。具体的には、1枚の年賀状を共同制作するという企画。贈りたい相手(=一緒につくる相手)と同じ1枚に、それぞれが写真とメッセージを入力する。内容は届くまで互いにわからない設計だ。送り先とフレームを選んだあと、各自が年賀状にメッセージを書き込み、完成品が双方に届いて初めて全貌の内容が明らかになる。年末年始の近況報告を、友人との1年の振り返りや家族の思い出共有まで広げ、“1年に一度の共同作業”として年賀状を再定義した。審査員からは「広く浅くよりも、狭く深い交流を大事にしたいという現代のコミュニケーションにおけるムードを捉えている」「インサイトの見つけ方がすばらしい」と評価された。

