伸びない自社ECが「やりがちなこと」 売上を遠ざける“よくある落とし穴”とは?

公開日:2026年8月03日

  • 馬場道生氏(Shopify Japan)

Shopify Japan カントリーマネージャーの馬場道生氏は、売上が伸び悩むEC事業者には共通する傾向があると指摘する。成果を左右するのは、目先の集客施策だけではなく、顧客との関係をどう築くか、変化する購買行動にどう対応するか、改善を続けられる仕組みを持てているかだ。自社ECを単なる「売り場」として終わらせず、顧客との関係とデータを蓄積する事業基盤へ育てられるか。その差が、これからの成長を分けていく。

売上が伸び悩む企業に共通する「やってはいけないこと」3つ

なぜこの3つが売上・利益を損なうのか

馬場氏によると、伸び悩むEC事業者には、いくつかの共通した傾向が見られるという。

1つ目は、生活者の商品発見の場が変化しているにもかかわらず、新たな販売チャネルへの対応が遅れることだ。「SNSコマースと同様に、AIによる商品発見への対応も、早く取り組む企業ほど優位性を築きやすくなります」と馬場氏は話す。

生活者は、検索だけでなく、SNSや動画、クリエイターの発信、AIによるレコ...

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選ばれる時代のEC 47社の統括責任者が考える “ニューノーマル”

自社ECは、商品を生活者に届ける販売チャネルとして当たり前の存在となりました。いま、そのあり方を変えつつあるのが、生成AIの進化です。AIは、企業側の需要予測や業務効率化に活用されるだけでなく、生活者が商品を探し、比較し、選ぶプロセスにも介在し始めています。 AIに買い物を一任する「エージェンティックコマース」が注目を集めている様子からも、今後のEC運営には、生活者に選ばれることに加え、AIに商品を正しく理解され、推薦候補に入るための備えも重要になっていくでしょう。 今回のアンケート特集では、こうした変化の中でEC責任者がどの領域に注力し、どのような課題に向き合っているのかを聞きました。現在取り組んでいる施策や今後の投資意向、AI活用への考え方などを通じて、AI時代のECの“ニューノーマル”を探ります。

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