昔から、「家電」は訪日観光客の人気が高いカテゴリだ。インバウンド需要を捉え、エディオンは関西国際空港エアロプラザ2階にて、ポップアップストアをオープンした。なぜポップアップストアをオープンしたのか、家電量販店としてインバウンド需要へどのような対策をとっているのかを、同社 インバウンド営業部 部長の浅生佳壽彦氏に聞いた。
コロナ前から、訪日観光客が日本に来たら買う商品として知られてきた「家電」。便利で快適で使いやすいと信頼が高く、日本製の家電を使いたいと、日本旅行の行きたい場所として家電量販店を挙げる人が多いのだという。
10年前と比べて売れる家電が変化
そんな中、大阪に本社を持つ家電量販店であるエディオンが8月、関西国際空港にポップアップストア「エディオン関西空港エアロプラザ店」をオープン。12月初旬までの期間で、訪日観光客との接点強化とエディオンブランドの認知拡大を図る。
同社インバウンド営業部部長の浅生佳壽彦氏は、近年のインバウンド需要において「売れる家電が変わってきた」と話す。
「インバウンド需要において、日本の家電は、以前は人気のカテ...


