名店「ぼんご」で修業した夫婦が開業
キャラクターやメニュー文字も自作
3月、おにぎり・とん汁 山太郎二子玉川をオープン

文を受けた後、客の目の前でおにぎりを握って出す。店内はコの字カウンターの6席とテーブル席1(2名用)の全8席。「最後の晩餐で食べるのはおにぎりととん汁がいい、との私の思いから店を出しました」と店主の千恵さんは話す。
東京さくらトラム鬼子母神前を降りてすぐ、鬼子母神表参道にあるのが「おにぎり・とん汁 山太郎」。家族連れやカップル、訪日外国人観光客まで人気の店。土日は入店待ちの列ができる。同地で店を開いた理由を経営者の樋山潤さんは「私が生まれ育った豊島区内では多少高価格帯のおにぎりもご購入いただけそうで、かつ子育て世代の多い街を選びました」と話す。妻の店主、樋山千恵さんが同区大塚の有名おにぎり専門店「ぼんご」で約半年修業後、22年10月に開店した。...