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東京初進出のサウナがオフィス街に 神田の地になじむ新施策の数々

女性に開かれた施設を目指す 「地元割」や子ども向けのイベントを実施 本場フィンランドともコラボ

階段状のスペースでくつろげる入口付近の休憩所、ヴィヒタマウンテン。サウナポンチョに身を包み、ごろっと横になるなど思い思いの過ごし方ができる。


東京メトロの神保町駅と竹橋駅のほぼ中間、神田のオフィス街にあるのが「SaunaLab Kanda」だ。印刷会社の旧社屋をリノベーションし新たな文化創造拠点を目指して2021年4月にオープンした複合ビル「神田ポートビル」の地下1階に入る。「SaunaLab」は名古屋を発祥地として2021年東京に初進出した。

神田に地縁があったわけではない。「当社は、同じ神田ポートビルにスタジオを構える写真家の池田晶紀氏や『ほぼ日の學校』の糸井重里氏と以前から付き合いがあり、同地に進出することになりました」と同店スタッフの岡歩美さんは語る。

集客はネットの事前予約優先。客層は遠方来訪客と近隣居住あるいは通勤層がほぼ半々。20代後半から40代が中心で男女比は約6:4。告知のメインツールはSNSで「Instagramは日々の変化を訴求できるよう館内装飾の季節の植物をアップするなどの工夫をしています」という。

「SaunaLab」は今盛り上がるサウナシーンの中でも、サウナストーンに水をかけて発生する蒸気を浴びるスタイルのフィンランド式サウナが特徴。「女性に開かれたサウナを目指します」と岡さんが語るように、女性用のサウナ室も持つ。例えば「IKEサウナ」は薄暗い間接照明の中、室内に畳を敷き周囲に水を湛えた池のある環境で静かにサウナを楽しめる。

また、店の入口横にある共有スペース「フォレストライブラリー」は...

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