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「新・習慣」への対応

最新データから読み説く、消費者の行動変化と新・習慣

消費者の行動・意識が変化したことによって、様々な調査が行われている。企業が販促活動を行ううえで、どのような潮流が生まれているのかを把握することは重要だ。最新の調査をまとめ、消費者の今を捉えていく。

DATA 1
「コロナ禍でのカラダの悩み・不調に関する調査」運動不足、食べ過ぎが多い結果に

ネオマーケティングが、2020年11月13日〜16日の4日間、30歳〜69歳の有職者を対象に、「コロナ禍でのカラダの悩み」をテーマにしたインターネットリサーチを実施した。

「新しい生活様式になったことによる変化は?」という質問に対しては、「運動不足」が最も多く35.4%。次いで、「食べ過ぎ」20.8%、「対人コミュニケーション不足」18.3%という結果に。「運動不足」「食べ過ぎ」は30代が最も多く、「対人コミュニケーション不足」は60代が最も多い結果となった。

「直近で医師から指摘を受けたことは?」という質問に対しては、「血圧が高め」が17.6%で指摘を受けたものとしては最も高く、「肥満」よりも多い結果に。年代が上がるごとにその割合も増加傾向にあり、60代では28.0%が回答する結果となった。

「最近自信がなくなっていることは?」という質問に対しては、最も多い回答が「体力」となり48.3%が回答した。次いで「記憶力」40.8%、「集中力」27.9%と続く。「記憶力」に自信がないと回答したのは30代が29.5%、40代が43.5%、50代が44.0%、60代が46.0%と、30代と40代以降の間に10ポイント以上の差が見られた。記憶力に関する不安は30代と40代を境に高まる可能性があるのではないかと考察されている。

「健康のために摂取を心がけている栄養素や成分があるか」を聞くと、41.3%が「ある」と回答。年代で比較をすると、60代が最も多く53.0%が回答している。摂取を心がけている栄養素や成分があると回答した人に対し、その栄養素や成分にはどのような効果を期待するかを聞いたところ、「免疫力を高める」が最も多く52.1%に。次いで「疲労回復」40.9%、「老化防止」33.6%となった。年代で比較をすると、30代は「疲労回復」が最も多く、40代以上は「免疫力を高める」が最も多い結果となっている。

新しい生活様式(リモートワークの導入や外出自粛など)になったことによる変化として、あなたにあてはまるものをすべて教えてください。

※複数回答/n=800

DATA 2
「コロナ禍の移動手段に関する調査」1日に歩く時間が、“1時間以内”が7割

クロス・マーケティングは、2021年5月7日〜9日に全国20歳〜69歳の男女を対象に「コロナ禍の移動手段に関する調査」を実施した。新型コロナの感染拡大が始まって1年以上が経過したが、人々の移動手段や行動範囲はどのように変化しているのか。今回は、新型コロナ感染拡大前と比較した行動範囲や移動手段の変化、直近1カ月における平日/休日の徒歩移動時間などを聴取している。

調査の結果、普段の行動範囲が“新型コロナウイルス感染拡大前(2019年)”よりも「狭まった」と回答した人が全体の約6割に。性年代別にみると、特に女性50-60代は7割超が「行動範囲が狭まった」と回答。新型コロナ感染拡大前と比較した移動手段の変化で、最も多かった回答は「公共交通機関の利用減少」。特に...

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「新・習慣」への対応

人はいますぐ必要でなくても商品を買います。それらの多くは、店舗に寄ることで発生していた偶発的な消費です。しかし、コロナ禍によって生活習慣が変化したことで、今まで惰性で行っていたような「人と会う」「移動する」といったシーンでの消費が消えています。新生活に沿った形での新しい習慣が生まれている今、従来の生活者に合わせていた企業は、その変化に対応した販促を行っていく必要があります。そこで本特集では、新習慣に合わせた体験、商品、サービス、キャンペーンなど、店舗運営の方法について取り上げていきます。