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「共感」への対応が顧客を呼ぶ!

H&Mのサステナブル・コレクション、水原希子を起用し話題に

スウェーデン発のファッションブランドH&Mは、3月にサステナビリティにフォーカスしたキャンペーンをスタート。SNSなどでの発信を通じて、“共感”を基にした消費行動につなげた。

4月に発表したスプリング・ファッション・コレクションから。100%オーガニックコットンのワンピースを着る水原希子

グローバルアパレル企業として、長年サステナビリティの実現に取り組んできたH&M(エイチ・アンド・エム へネス・アンド・マウリッツ)。2020SS(春夏シーズン)ではサステナブルな素材を使用した3つのコレクションを展開した。

日本では2020年3月から6月にかけて、100%循環型のファッションを目指すキャンペーン「LET'S CHANGE FASHION」をスタート。モデルの水原希子をサステナビリティ・アンバサダーに起用し、プロモーションを行ってきた。

環境に負荷の少ない天然素材テンセル™リヨセルを100%使用したワンピース(税込2499円)

テンセル™リヨセルを65%、ポリアミドを35%使用したワンピース(税込5999円)

6月に発表したサマー・コレクションのビジュアルは、大自然を舞台に撮影

100%ベターコットンのキッズサロペット(税込2999円)と、同素材のワンピース(税込3999円)

トレンド感も追求したデザイン

H&Mは長年サステナビリティに取り組み、サステナブルな素材を積極的に使用してきた。これには、商品を通して生活者にサステナビリティに興味を持ってもらい、意識を高める狙いがある。

同社マーケティングマネジャーのPaulina Karelius(ポーリーナ・カレリウス)氏は3つのコレクションについて「これまでのサステナブルプロダクトのイメージを覆す商品です」と話す。無駄をそぎ落としたようなシンプルなデザインではなく、H&Mらしくファッション性を追求しトレンド感のあるデザインにこだわった。

第1弾は...

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2015年に国際サミットでSDGsが策定されたのを機に、多くの企業が「サステナブルな(持続可能な)経営戦略」を立てるようになりました。消費者の間でも「サステナブル消費」や「エシカル消費」が広まりつつあり、サステナビリティは商品開発や販促企画のキーワードになっています。そこで本特集では、販促担当者が知っておきたい『サステナビリティの現在地』を探ります。