カオスが好きなワタシ

公開日:2020年1月29日

イラスト:高田真弓

ジビエと昆虫料理の店「米とサーカス」は壁面の色使いからして異彩。そのメニューは更にチャレンジング。ある意味、カオスキッチンの顔である。

2019年11月下旬、新生「渋谷PARCO」が誕生した。さすがに渋谷の街で40年以上、ファッションやカルチャーを牽引してきただけに、様々な"チャレンジ"が見られる。中でも地下1階のレストランフロア「CHAOS KITCHEN(カオス キッチン)」はその象徴とも言える。単刀直入に言うと「パルコ、やりやがったな!」である。

一歩足を踏み入れると、そこは天井や床に鏡面素材を使い、至るところにショップのファサードが映り込んで見えるカオスな空間。いや、パルコのことだから、これだけで済むはずがない。案の定──真のカオスはそのテナント構成にあった。

目に付くだけでも、高田馬場で強烈な存在感を放つジビエと昆虫料理の店「米とサーカス」をはじめ、ファッションビルから最も遠いイメージの五反田駅ガード下にある立ち食いうどんの名店「うどん おにやんま」、そして新宿2丁目発のMIXバー「Campy! Bar」など、かなり変化球 …

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