待っている間に時代遅れ

公開日:2019年12月22日

6178人が支援したセブンハグスの「Smart Remote」。2017年7月の到着予定が遅れに遅れ、筆者の手元に来たのはことし3月。その間のスマートスピーカーの登場で、製品の新規性はすっかり薄れてしまった。

みなさん、はじめまして。広告プランナーであり、コピーライターであり、無類のガジェット好きでもある塚岡です。

最新のガジェットを手に入れたいと思ったとき、僕みたいな人間ははどこへ行くでしょうか。家電量販店?それともスマホからAmazon?いえいえ。どちらも古い。そこにはもう、マスプロのベルトコンベアに乗せられた製品たちしかない!そんなものじゃ満足できないんだよ!!!

という、業の深い新しもの好きが訪れる場所。それが、クラウドファンディングサイトです。

当連載では、僕が1人のユーザーとして手に入れた製品を紹介しつつ、ファンディングの成功や失敗の背景にある戦略について解説していきたいと思います。

記念すべき第1回目はセブンハグスの「Smart Remote」です。

家中の赤外線センサー搭載家電のすべてが操れるばかりか、ソノスのOne(音楽系サブスクサービスと連携したスピーカー)やフィリップスのHue(スマートライト)とも連携し、まさに「家にあるもの全てをこのひとつで操れる」と大風呂敷を広げて登場したのでした …

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