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vol.11 インバウンド×マナー

公開日:2019年7月18日

  • 訪日ラボ 編集長 根本一矢

急速に市場が拡大するインバウンド。2015年のいわゆる“爆買い”現象で火がつきましたが、散発的な事象でなく、持続可能なビジネスに育てあげるには──。インバウンドビジネス総合メディア「訪日ラボ」が解説します。

    vol.11

    インバウンド×マナー

    MANNERS AND CUSTOMS

インバウンドの盛り上がりとともに、外国人観光客による「マナー違反」について批判の声が上がるようになった。特に中国は日本との文化の違いもさることながら、訪日客数が多いのでやり玉に上がりやすい。

「中国人観光客のマナーが悪い」という印象には3つの背景がある。ひとつめは文化が違えばマナーも異なるということ。次に中国人観光客は海外旅行に不慣れなケースが多いこと。日本も高度経済成長期に海外旅行ブームが起きたが、当時の日本人の海外での行動を思い起こせば、想像がつくだろう。そして最後が報道だ。「行儀よく旅行する中国人観光客」は“ネタ”にならないことから、必然的にメディアではマナーの悪い中国人が映し出される機会が多くなる。

しかし、このイメージのまま「中国人観光客はけしからん」「郷に入っては郷に従え」と憤慨するばかりでは、観光立国への道は遠い。また、中国人観光客の訪日旅行ブームもいつまで続くかもわからない。春節や国慶節の人気旅行先ランキングでは長らく1位をタイに奪われ続けており、受け入れ体制の優位性から、さらにタイに客を奪われかねないのだ …

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