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AI・デジタルで変わる価格戦略

スターバックスのポイント制度はさらなる成長の起爆剤になるか

スターバックスコーヒージャパンは9月19日、ポイントプログラムの開始を発表した。貯めたポイントは、商品と交換できるチケットなどと交換できる。水口貴文社長は「消費者の、スターバックスへの関与度を高めたい。将来の1to1マーケティングに不可欠のツール。顧客の望む情報を届けることがこれからの絶対条件」と狙いを語った。

「スターバックス・リワード」の発表会場は東京・銀座の店鋪。中央は水口貴文社長。

ポイント特典はイベントなどの参加権も

ポイントプログラムの名称は「スターバックス・リワード」。公式スマートフォンアプリに、プリペイドカード「スターバックスカード」を登録して利用する。

商品購入時に、登録済みのスターバックスカードで支払うと、50円(税抜)あたり「スター」が1つ貯まる。

「スター」には「グリーンスター」と「ゴールドスター」の2つがあり、1年以内にグリーンスターを250個(=1万2500円相当、ドリップコーヒーグランデ約35杯)集めるとランクアップし、ゴールドスターが貯められるようになる。

ゴールドスターも50円(税抜)あたり1個付与され、150個(7500円相当)集めると、最大700円(税抜)の商品1つと交換できる電子チケットを発行できる。最短で電子チケットを発行するには累計2万円の購入が必要で、3.5%の還元となる。

ゴールドスターは、電子チケット発行のほか、限定プレゼント企画への参加特典がある。グリーンスターでも、店鋪やオンラインストアでの新商品の先行購入や、コーヒーセミナーへの先行予約、オリジナルグッズやイベント招待などの限定企画などの特典がある。

ドリップコーヒー購入当日なら、2杯めを100円(税抜)で買える制度も特典とし、11月1日から登録済みのスターバックスカード以外での購入は150円(税抜)と値上げする ...

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パーソナライズですぐ思い浮かぶのは、消費者に届けるコンテンツのカスタマイズ。必要な情報だけにしぼれば、広告の効果は高まります。オーダーメイド商品なども、パーソナライズと言えるかもしれません。個々人の生活に合わせて買い物ができるオムニチャネルは、売り場のパーソナライズ。商品や売り場、広告と来れば、「価格」もパーソナライズの対象となるはず。購買の嗜好に合わせ、人によって最適な価格で提供することで、利益を最大化する道はないでしょうか。