


今、書店のマンガ売り場へ行くと、実に様々な店頭ツールで溢れていることにお気づきだろうか。3年ほど前より、試し読み用の冊子の設置が目立つようになり、その後もマンガのシリーズや作家別に書棚を整理した差し込みPOP、平積みされたマンガのアテンションPOPなどが増えていった。今ではマンガキャラクターをモチーフとした店頭ツールが所狭しと並んでおり、売り場全体を賑やかに演出している。
そんなマンガ売り場で、他の売り場ではあまり見かけない機能の店頭ツールをよく見かけるようになった。それは、買い物客が自分で「開く」「回す」「覗く」などのアクションが必要な店頭ツールである ...