お酒の新業態、若者をつかむ

公開日:2017年1月25日

時間無制限、持ち込み自由で、約100種類の日本酒を飲み比べできるセルフ式店舗など、新しいサービスで、若者や女性のニーズを掘り起こしているリカー・イノベーション。インターネットとリアル店舗を組み合わせ、新たなビジネスを生み出している。

約100種類の日本酒が揃う『KURAND SAKE MARKET』。時間やお金を気にせず、自由に日本酒を楽しめる「新しい飲み屋」だ

3000円で約100種類の日本酒が飲み放題。時間無制限、セルフサービスで酒をつぐ独自のスタイルで話題の店舗「KURAND SAKE MARKET(クランドサケマーケット)」。店内にキッチンはなく、食べ物を自由に持ち込んで楽しめるシステムも、これまでの居酒屋にはない発想だ。

2015年3月、池袋に1号店をオープンして以来、20代〜30代を中心に人気が広まり、現在は新宿、浅草、渋谷、大宮と5店舗を展開する。運営会社リカー・イノベーションを率いる荻原恭朗社長はこう話す。

「若者にとって、小料理屋のような料飲店は敷居が高く …

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