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「ばら焼酎」が大ヒット 地域の宝を味わいで表現

焼酎王国鹿児島で、「手造り」にこだわった焼酎づくりを行う大海酒造。地元鹿屋市のまちづくりと歩調をあわせた「ばら焼酎」の開発など地域に根ざした商品開発で、ブランドを高めている。

5万株のばらが咲き誇る日本最大級の「かのやばら園」

大海酒造が開発したばら焼酎「薔薇の贈りもの」

温暖な気候と水はけの良い土壌に恵まれた大隅半島で、良質なさつま芋だけを原料に、40年以上にわたって焼酎造りを続けてきた大海酒造。30名の小規模な蔵ながら、芋の選別や芋切り、一次・二次仕込みの櫂かい入れも、すべて人の手、人の目で行う、「手造り」にこだわるメーカーとして県内で知られている。

大海酒造は、大手メーカーと違うマーケティング手法で商品展開を行ってきた。「焼酎ブーム以前から『芋焼酎は男が飲むもの』という固定観念を払拭し、大手蔵とは違う、新しいマーケットを狙って商品開発に取り組んできました」(河野直正・大海酒造代表取締役)

近年のヒット商品が「ばら焼酎」だ。地元の鹿屋市には …

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