デジタル世代を攻略 米スーパーのSNS施策

公開日:2015年5月26日

常に最先端のプロモーションが行われ、世界から注目されているアメリカ。そこでいまヒットしている・話題になっている商品や店舗は、どんなプロモーション戦略の基で行われ、どんな工夫がなされているのか。消費者に受け入れられている理由を、現地から毎月レポートする。

    店頭とソーシャルメディア双方から顧客にアプローチ

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    小売業を顧客とするマーケティングエージェンシー、TPNのトレーシー・ファルコン女史。



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    米スーパー大手アルバートソンズの、ソーシャル&デジタルマーケティング担当副社長、カール・メインハルド氏。



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    米スーパー大手アルバートソンズは、ソーシャルメディアを積極的に用いるキャンペーンで知られる。食品系メーカー2社と組んで実施したレシピコンテスト「Colorful Harvest」では、Pinterestを活用した。

    2015年3月に開催された「ショッパーマーケティング・サミット」のレポート第2回目は、銀行におけるデジタルマーケティングへの取り組みを語った、TPN社のトレーシー・ファルコン女史へのインタビューと、今年1月にスーパー大手セーフウェイを買収した同スーパー大手アルバートソンズがここ数年注力している、ソーシャルメディアを活用したショッパーマーケティングの取り組みを紹介したい。

銀行での待ち時間にサイネージで情報提供

TPN社は、ニューヨークを本拠地として小売業向けのマーケティングを手がける企業だ。2014年には、米マーケティング専門誌『ハブ・マガジン』が選ぶ、買い物客向けマーケティングの優れた代理店として6位に選ばれた。専門領域はブランディングや販促企画 …

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