パッケージはゴミか芸術か

公開日:2015年1月20日

ルネ・ラリックがコティ社のために制作したもっとも初期の香水瓶。

「パッケージデザインだけで売れるような商品を作ってほしい」。昔あるクライアントからこんな依頼があった。通常、消費者はパッケージではなく中身が欲しくて商品を購入する。パッケージはまだ見ぬ中身のよさをしっかりと潜在顧客に伝えることが役割であり、購入後、梱包・運搬・保管といった役割が終わった時点でゴミとして捨てられる運命にある。

事実、環境省の発表でも2013年の家庭ごみの半分以上は、容器包装だと報じられており …

この先の内容は...

販促会議』 定期購読者限定です

ログインすると、定期購読しているメディアの

すべての記事が読み放題となります。

購読

1誌

あたり 約

3,000

記事が読み放題!