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ソーシャルメディア時代の「脱・価格競争主義」のEC運営術

公開日:2014年5月06日

  • ネットコンシェルジェ 代表取締役 尼口友厚

    ネット通販で成功するための8要素

    1. 顧客とつながる、顧客がつながるコミュニティのつくり方
    2. 集客のための広告&ランディングページの極意
    3. 価格で勝負しないECサイトの条件
    4. 3ステップで考えるEC本体サイト“カイゼン”術
    5. ECサイトに忙殺されない運用の秘訣
    6. ECサイトのためのソーシャルメディア活用法
    7. GoogleアナリティクスでPDCAサイクルを確立する方法
    8. 買いたくなるキャッチフレーズ文章のつくり方

価格競争に陥るのではなく、ファン顧客に指名買いをしてもらうECサイトになるにはどうしたらいいのか。ここでは、ファン顧客を育成する四つのステップをケーススタディをまじえて具体的に紹介する。

「ファン顧客」と一緒に価格競争から脱出する

昨年、野村総合研究所が発表した調査レポートによると、一般消費者向けのEC市場規模は2012年の10.2兆円から2018年には20.8兆円へと倍増となるそうだ。市場規模が拡大しているeコマース市場をにらんで、多くの企業がeコマースに参入している。しかし、成功している企業は決して多くはない。ましてや十分な利益を確保しているECサイトはごく一握り。どのECサイトも価格競争を強いられ、体力勝負が続いている。

しかし、価格競争はもう限界を超えた。誰もが認めるEC業界の巨人Amazonは、集客のためには仕入れ値以下での販売をもいとわない姿勢なのだ。そんな巨人に価格で勝負を挑むなんて、普通の企業には無理がある。ECサイトは価格以外の「何か」で勝負をしなければならない時代が到来したことは間違いない。

では、価格以外の「何か」とは何なのか。僕が代表を務めるネットコンシェルジェは、これまでに手がけた多くの事例から「顧客のファン化」に可能性を見出している。1円でも安く買おうとする消費者を相手にするのではなく、あなたの店に共感し指名買いをする「ファン顧客」を育てようというものだ。表のように、ファン顧客は、一般の顧客とは異なる行動特性を持つ。

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