集中度を地形で可視化し来場者の「共創」を誘発する

公開日:2025年10月01日

    NTTドコモビジネス/OPEN HUB Park「Mindscape Entry」


    NTTドコモビジネス(旧NTTコミュニケーションズ)が、共創を生むための場として本社内に有する「OPEN HUB Park」。そこでは体験型のインスタレーションが展開され、社内外の人と人が繋がるためのさまざまな仕掛けがなされている。

    「コンセプトと社会実装」の実験場

    「OPEN HUB Park」は、2022年2月にNTTドコモビジネス(旧NTTコミュニケーションズ)の本社(東京・大手町)内にオープンしたスペースだ。床面積は約1545平米。横長の広々とした空間に、執務スペースや打ち合わせスペースはもちろん、多様な体験装置がちりばめられている。

    場の名称は、同社が推進する社内外との事業共創プロジェクト「OPEN HUB for Smart World」から名付けられた。プロジェクトのテーマは「未来をひらく『コンセプトと社会実装』の実験場」。さまざまな「人」「技」「場」を組み合わせて、ビジネス課題の解決に向けた取り組みを生むことを目的としている。参画している専門家は1100人以上で、さまざまな業界のパートナー企業と、リアル/バーチャルの垣根を超えて未来を生み出す有機的な活動体だ。

    このプロジェクトを体現し、さまざまな人を巻き込むための玄関口として「OPEN HUB Park」が設けられた...

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