2020年にオフィスを移転し、その後も社員の働き方に合わせ改善を行ってきたMIXI。昨年は、同社が推進する社内ブランディング施策の一環としてデザイン部門が社内共有スペースの装飾を担当した。

企業理念の浸透を目標にスタート

MIXIは2024年3月までに本社オフィスの一部を改修。その後、同社の企業理念であるPMWV（パーパス、ミッション、ミクシィ・ウェイ、バリュー）の社内浸透を目的とした社内ブランディング施策の一環として、設備のひとつ「ファミレスブース」にMIXIカラーの装飾を施した。

同社は2020年に本社を移転したが、コロナ禍を機に社員のニーズに合わせたオフィス改修を実施。会議室やオープンスペースに加え、各種ケーブルやモニター付きのファミレスブースなどが誕生した。

一方で、2021年からはブランドリニューアルも実施。多方面に広がる事業の価値観を統一し、グループ全体の成長を促すことが目的だ。「PMWVの社内浸透の一環として、社内のデザイン部門にファミレスブースの外壁デザインをお願いしました」と話すのは、はたらく環境推進本部せいかつ環境室マネージャーの嵯峨勇さん。オフィス空間の装飾を社内デザイナーに...