山村浩二(文・絵)、レオポルド・ショーヴォー(原作・原画)、出口裕弘(原訳)
『年をとった鰐』(プチグラパブリッシング、2006)
僕がアニメーション作品『年をとった鰐』に出会ったのは、多摩美術大学に入学してすぐ、今から20年ほど前のことです。当時、アニメーション表現にとても興味があり、アニメーション作家の山村浩二さんが手がけた同作を見たのが最初でした。
『年をとった鰐』の原作は、フランスの作家 レオポルド・ショーヴォーさんが約100年ほど前に書いた作品です。物語は、リウマチを患って嫌気がさしたワニが自分のひ孫を食べてしまい、仲間から追放されて旅に出るところから始まります。旅先で献身的で優しいタコに出会いますが、ワニは葛藤しながらも夜になる...


