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ラップでつづるハードボイルドな即席めん開発ストーリー

日清食品ホールディングスは7月1日、同社のグループサイトのトップコンテンツとしてアニメーション「SAMURAI NOODLES」を公開した。創業者である故・安藤百福さんをサムライとして描き、即席めんを開発した姿をハードボイルドな世界観で描いている。

岡崎能士さんが描いた安藤百福さんをモデルにしたサムライ。

題字を書いたのは佐藤可士和さん。

創業者をサムライとして表現

戦後の食料の少ない時期、ラーメンの屋台に並ぶ行列を見て、誰もが温かい食べ物を簡単に食べられるように、一人のサムライが即席めんの開発を思い立つ。そして、試行錯誤するなかで、てんぷらに着想を得た製法を生み出し、ついに完成させる。そんな安藤百福さんの即席めん開発ストーリーをアニメーション化した動画が公開された。

このアニメーションはSAMURAIの佐藤可士和さんの指揮のもと、HAKUHODOTHE DAYの瀧澤慎一さんとtha ltd.の阿部洋介さんらが参加するクリエイティブチームで制作された。このチームは日清食品の現社長である安藤徳隆さんと2週間に一度、定例ミーティングを重ねている。今回のアニメーションも、同社のグループサイトがリニューアルから2年経ったため、新しいコンテンツについて議論するなかで生まれた。瀧澤さんは、「安藤社長が考えているビジョンを表現として研ぎ澄ましていくための場。毎回さまざまなテーマを議論しながら、施策がうまくいく芽を探しています」と話す。

そのミーティングでは、日清食品はすでに世界各国に進出しているが、今後さらにグローバル化を推進していくために必要なメッセージは何か探していた。「即席めんを発明した企業が日清食品であることはグローバルではまだまだ知られていない。ジーンズにおけるリーバイス、自動車におけるフォードのように、世界初の即席めんを生み出した姿が浸透することが、ブランディング上で重要になります」(瀧澤さん)。

ストーリーは、瀧澤慎一さんが日清食品の50年史や安藤百福さんに関する書籍を読んで考案した。環ROYさんのアイデアで、作詞に採用した言葉は明治時代以降の外来語を避けた。

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