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名作コピーの時間

小山佳奈さんが選んだ名作コピー

    パリやロスに
    ちょっと詳しいより
    京都にうんと詳しいほうが
    かっこいいかもしれないな。

    東日本旅客鉄道/1993年
    ○C/太田恵美

    意味のないそれらを、
    僕は死ぬほど愛している。

    J-PHONE/1997年
    ○C/岡康道

    童貞と天才は、
    十代の夏に捨てられる。

    サントリー/1988年
    ○C/一倉宏

京都生まれの父と母は、長い休みになると、いつも祖父母のいる京都に、私たち姉弟を連れて帰った。ある時、いつものように京都駅に降り立つと、大きなポスターが貼ってある。「そうだ 京都、行こう。」のポスターだった。その時は「ふーん」くらいに思っただけだったけれど(太田さんごめんなさい)、休みが終わって地元に帰ると、何かが変わっていた。その広告がある前は「京都に帰る」と友だちに言っても、年寄くさい、線香くさい、それよりディズニーランド行ったんだけどさ、みたいな反応だったのが、そのCMが流れ出した以降は、みんなが口々に「うらやましい」と言う。以前と以後、世界は変わった。コピーの持つ力に、初めて出会ったのが、このポスターだった思う。

その出会いに感謝して ...

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