即興とロジカルのバランス
大学に通っていた頃、ライティングスペースデザインという授業で、「正方形を説明せよ」という課題が出ました。正方形の定義、4つの辺がすべて等しく、4つの角がすべて等しい、というものですが、それを説明しようと、私はいろいろな学生に声をかけて、あえてフリーハンドの、さまざまな正方形を集めたんです。最終的にそれらをデータ化し、ストップモーションアニメのように仕立ててプレゼンをしました。そんなときに、書店で偶然出会ったのが、"正方形の版型"の本『線の事件簿』でした。