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心に残ったプレゼン術

決めては、生活者の視点で議論できる柔軟性と表現力

  • 山本由紀子(日本ペイントホールディングス)


記者会見のように多数並べられたマイクの前で、スーツ姿の多部未華子さんが「はじめまして、日本ペイントです」と頭を下げる。一見馴染みのない「塗料」のイメージを優しく身近に「塗り替えてくれる」テレビCMが10月から放送されている。

総合塗料メーカー「日本ペイントホールディングス」は、約30年ぶりとなるテレビCMを制作した。1月の社長交代を機に新しいコーポレートメッセージとそのロゴを設定し、コーポレートムービーを公開。「塗料の素晴らしさ」を伝えるさまざまな施策を行ってきた。「CMを打つからには中期的に継続し、訴求ポイントをターゲットにしっかり浸透させたいと、タイミングを見計らっていました。おうち時間が増えた今、ペイントの面白さを伝え、明るく楽しい気持ちになってもらえたらと、4月末から本格的に検討を開始しました」と日本ペイントホールディングス 広報部長 山本由紀子さん。

コンペは以前から付き合いのあった広告会社を中心に実施。「どの案も素晴らしく、決めるのが至難の業でした」。最終的には対話を通して、「生活者の視点に立ち、一緒になって脳に汗をかきながら考えてくれる」と感じられるかが決め手に。アプローチ方法や柔軟性を重視し、博報堂プロダクツに依頼した。

「認知度の高い分野...

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