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DIRECTOR'S WORKS

コスメの艶っぽさを演出した「ZOZO COSME」のCMの裏側

  • 志賀匠

気になるあのCMの演出やキャスティングについて、ディレクターにインタビュー。今月取り上げるのは、3月に放映を開始したZOZO「ZOZOCOSME」のテレビCM「COSME MUSEUM」篇だ。

「COSME MUSEUM」篇(15秒)の絵コンテ。

コンテはいつも音楽から

舞台は、化粧道具や北村匠海さんの目元、口元をモチーフとした絵画が飾られている美術館。突然、絵画の中にいる北村さんの目が動いたり、額縁から口紅を持った手が伸びてきたりする。動き出した北村さんは華やかなゴールドのリップを塗り、絵画から抜け出して夜のパーティーへ。「ZOZOはもう、服だけじゃない。」というコピーで、コスメを扱う専門モール「ZOZOCOSME」をアピールしている。

本CMの演出を手がけたのは志賀匠さんだ。元々の企画は、額の中の絵が動き出すという内容だったが、額の中を立体的に扱うことで、平面ではなく奥行きのある映像にした。「額の中にセットをつくることで、『絵の中にどんな世界や人があるのだろう』とワクワクするような、リッチで少し謎めいた空間をつくりました」(志賀さん)。

今回の北村さんの設定は、“夜な夜なパーティーに繰り出す貴族”だ。気取っているが、繊細でも可憐でもない、無造作なイメージでディレクションをした。「リップを塗るときもスーッと優雅に...

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あのCMの演出やキャスティングについてディレクターにインタビュー。

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