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DIRECTOR'S WORKS

菅野美穂がふわりと浮かんだ、ロッテ「レディーボーデン」のCMの裏側

  • 中江和仁

気になるあのCMの演出やキャスティングについて、ディレクターにインタビュー。今月取り上げるのは、11月22日から放映しているロッテのアイス「レディーボーデン」の新テレビCM「わたしとレディーボーデン」篇だ。

「わたしとレディーボーデン」篇の絵コンテ。

細部のこだわりで伝えるやわらかさ

ブラウンのスーツに身を包み、椅子に腰かける菅野美穂さん。レディーボーデンを懐かしそうに見つめ、スプーンでひとすくい。一口食べると、やわらかく穏やかな表情で「そうそう、このやわらかさ」と目を閉じて味わう。すると、椅子から体ごとふんわりと浮き上がり、気持ちまでやわらかくなっていく。そのあと、レディーボーデンとスプーンもふんわりと浮き上がったように登場し、「やわらかくなる」と笑顔になる菅野さんが印象的だ。

監督を務めたのは、中江和仁さん。「レディーボーデンがもつ『濃厚なやわらかさ』を、前年のCMより進化させた形で表現する必要がありました。そのため、食べた時にうっとりと体が浮遊するのはどうかと提案しました」。浮遊のための専用装置を製作し、“ふわり”と浮かぶことができるよう、何度もテストを重ねた。

シズルシーンはテスト撮影で検証した上で本番に臨んだが、最終的にテスト撮影のカットに本番のカットを合成し完成させた。

冷凍庫から出してすぐに食べられるレディーボーデンの...

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