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DIRECTOR'S WORKS

昭和のビールの広告風演出で強烈なインパクト─山本漢方製薬CM制作の裏側

気になるあのCMの演出やキャスティングについてディレクターにインタビュー。今月は、昭和のビールの広告風の演出が強烈なインパクトを残す山本漢方製薬の青汁のCMについて、菊池浩史さんに聞く。

演出コンテ

社名を残すことにこだわったCM

「ヤマカン」と赤い字で大きく書かれた海パンをはいた俳優の原田龍二さん、同じくヤマカンビキニを着たタレントの柳ゆり菜さんが、夏のビーチで、青汁をジョッキで美味しそうにゴクゴクと飲む。「♪大麦~♪若葉の~♪山本~♪漢方」と耳に残る歌、不自然なハイテンション、どこか懐かしい昭和レトロ感…。色々な要素が押し寄せ忘れられなくなる、中毒性のあるCMだ。

クライアントは、名古屋に本社を置く山本漢方製薬で、本格的な全国CMはこれが初めて。青汁では9年連続売上No.1とトップシェアを誇っているが、競合商品も多数ある中で、看板商品の「大麦若葉」と会社名が結びついていないことが課題となり、今回のCM出稿に至った。

このCMは、ディレクターの菊池浩史さんが企画から担当した。「社名を残したいという話を聞いて、ならば歌ものではないかと考え、社名をキャッチーに『ヤマカン』と言い換えるところから提案しました …

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