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「安全が最優先」自主回収の発表 信頼回復につなげる広報とは?

公開日:2025年5月30日

複雑化する企業の諸問題に、広報はどう立ち向かうべきか。リスクマネジメントを専門とする弁護士・浅見隆行氏が最新のケーススタディを取り上げて解説する。

よつ葉乳業は2025年4月15日、工場製造ライン機器ベルト部品破損により、ベルト内の金属線(ステンレス)が破断し、製品の一部に混入しているおそれがあることを理由に、「よつ葉バター加塩150g」など13商品約628万個を自主回収することを明らかにしました。

また同日、リンナイも、製造から10年以上経過した浴室暖房乾燥機において、経年劣化故障によりごくまれに発火に至るおそれがあることを理由に、点検・修理を無償で行うことを明らかにしました。

両社とも自社に法的責任がないにもかかわらず自主回収などを行い、消費者・顧客の安全を大切にする会社であるとの印象を与えることに成功しています。

今回は、本来なら企業の信用を低下させかねない自主回収という行為にもかかわらず、企業への信頼に結び付けることに成功した広報の要因を分析します。

言行一致を示す、よつ葉乳業

よつ葉乳業は4月15日付の「製品回収のお詫びとお知らせ」と題したニュースリリースで、「よつ葉バター加塩150g」など13商品を自主回収することを明らかにしました。その際、よつ葉乳業は「現在までに対象製品による健康被害の報告はございません。お客様の安全を最優先に考え、対象とな...

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