日々の営みの傍にある悠然とした宇宙の法則
瀧本幹也 LUNATION朔望―海から天体を読む
広告写真、コマーシャルフィルム、映画など、幅広い分野の撮影を手がける瀧本幹也の思考の基盤を形づくったのは、幼少期に親しんだ天体観測だった。
夜毎、星空を仰ぎながら、宇宙と自分がひとつながりであるという感覚を育み、11歳の頃には望遠鏡にカメラを装着して撮影した天体写真に強く魅了される。やがて、その関心は「惑星としての地球」へと向かい、自然と宇宙、人間と都市、ミクロとマクロといったスケール感の違い、可視と不可視といった捉えどころのないものへの思いに繋がっていく。
国内美術館で初の大規模個展となる本展は作品が一堂に会するだけでなく、茅ヶ崎市美術館がある海辺の街ならではの試みとして、新月と満月がもたらす「朔望」を軸に茅ヶ崎で撮影された新作「LUNATION朔望」を展開する。...
