再開発を控える神戸・元町高架通商店街(通称:モトコー)を舞台に、アートとAIを掛け合わせたナイトタイムエコノミー施策「ヨルノトビラ」が実証展開された。対話型AIコンシェルジュが“友だちのように”夜の街を案内する本プロジェクトの真の価値とは。
AIコンシェルジュ「ヨルノトビラ」のインターフェース。アーティストの米澤柊さんによるキャラクターがLive2Dで動く。対話を重ねることで街のキーパーソンが紹介されることも。
再開発で動き出すプロジェクト
JR元町駅(神戸市)の高架下に広がる元町高架通商店街、通称「モトコー」。戦後の闇市を起点に、古着やレコード、町中華、酒場が集まり、神戸のサブカルチャーを育んできたエリアだ。2010年代後半から再整備に向けた立ち退きが進み、現在はシャッター街となっている。その解体を目前に控えた1・2街区を舞台に、場所の記憶と価値を次世代へ受け渡すアートプロジェクト「MOTOKOLOGY(モトコロジー)」が2025年7月に始動した。ディレクターにダンサー・俳優の森山未來を迎え、産官学民の活動が展開されている。
「ヨルノトビラ」は、このモトコロジーチームと連携して生まれたプロジェクトだ。神戸市のナイトタイム...

