優れたアイデアは、どんなインプットを起点に、どのような思考をたどって形になるのか。またAIの浸透によってそのプロセスはどう変化しているのか。第一線で活躍を続けるクリエイターたちに、自身のプロジェクトを手がかりに「頭の中」を語ってもらった。
Q1.ご自身が手がけた企画やプロジェクトを挙げ、発想の起点になったインプットや、企画を形にしていく思考のプロセスを教えてください。
Q2.AIが浸透する中で、インプットやアウトプットの方法はどのように変わってきていますか。
Q3.これからのクリエイターにはどんな役割が求められ、どんなインプット/アウトプットが重要になると思いますか。
A1.企画のタネを貯めた膨大なアーカイブが出発点
日本マクドナルド/いまだけダブチ「いまだけダブチ食べ美」
「いまだけダブチ」という期間限定商品を売るためのデジタル企画というお題だったので、商品ネーミングのどストレートさを起点にしようと思いました。その時に、『アメトーーク!』(テレビ朝日)の「家電芸人」みたいな感じでハッピを着て、ストレートトークで売り込む感じが頭に浮かび、それを個人的に大好きだったイラストレーター・はまふぐさんに描いていただければうまくいくと直感的に思いました。日々、好きなイラストレーターさんをはじめ、企画のタネをデジタル上のメモに膨大に書き留めてアーカイブ化しているので、そういう時にパッと頭の中で要素が結び付く感覚はあります。
その後シリーズとして2025年3月に登場した「サムライマック」の...


