葛西薫さんが展示の設営現場で急ごしらえした、キャプション設置用のL字型の定規(白井さん私物)。
僕がサン・アドに入社してデザイナーとして働き始めたばかりの2002年に、ギンザ・グラフィック・ギャラリーで「サン・アド人」展が開催されることになり、設営を手伝うことになりました。会社のこれまでの仕事を集めた展示で、作業は夜遅くまで行われていました。
一通り設置が終わり、最後に各作品のキャプションを貼っていく工程に入ったときのことです。あらかじめスチレンボードに貼ったキャプションを、各作品の右下の角に合わせて配置していくのですが、その位置には細かなルールがありました。たしか、作品とキャプションの間の余白は、展示する作品のサイズによって4センチと6センチの...


