「方丈」という空間に託された思想や哲学
方丈記に学ぶ–生きるを編み直す小さな建築–
13世紀初頭、京都・日野山に構えた「方丈庵」に隠遁した鴨長明による随筆『方丈記』には、世の無常を前にした人間の生き方が記されている。その言葉は「真の建築書」とも形容され、時代を超えて多くの実践を生み出してきた。
一丈四方(約9平方メートル)の方丈庵を起点に現代の暮らしと構築環境を見つめ直す本展では、展覧会ディレクターに建築家・塚本由晴を迎え、江頭慎、大室佑介+川長組、小渕祐介+中村純、2m26、山口晃らがそれぞれに構想した現代の「方丈庵」が立ち並ぶ。また、『方丈記』に描かれた自然や暮らしにまつわるリサーチとともに、複数の「庵」を紹介。
さまざまな時代や人の手による「庵」をたどりながら...
