名久井直子さんのInstagramより。
私は仕事柄、普段から「世の中にまだない、書体のジャンルは何か」を探っています。たとえば、「明朝体」を見渡してみると、小説などで使われる端正でスタイリッシュなものや、可読性や親しみやすさを重視した、柔らかく優しい印象のものは既にたくさん存在しています。でも、「かわいい」という方向性だけ、抜け落ちているように感じていました。
私がイメージするかわいさを感じる明朝体は、いわゆるキャラクター的なかわいらしさとは少し違います。たとえば、『鳥獣戯画』に描かれたウサギを見たときに感じるような、どこか歴史的なユーモアが感じられる表現です。ただ、参考になるようなお手本となる書体がなく、模索を続けていました。
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