大丸松坂屋百貨店は7月、2022年から始めたブランディングの一環としてビジュアルアイデンティティ「百様図」を策定。図の一部を使用した新包材が全国に15店舗ある大丸と松坂屋で展開されている。

百様図。丸と緑は大丸、四角と青は松坂屋のシンボルマークをオマージュし、ふたつの屋号の歴史を今後も受け継いでいくという思いが込められている。




特設サイトの一部。紙が重なり模様になる様子を再現した。
ブランディングの一環でVIを策定
大丸松坂屋百貨店は7月17日、「百様図(ひゃくようず)」と名付けたビジュアルアイデンティティ(VI)を発表。それをもとに7月30日に大丸は35年ぶり、松坂屋は23年ぶりに包材(ショッピングバッグ・包装紙)のデザインを一新した。
背景には同社初のブランディング施策がある。「移り変わりが激しいマーケットへの対応や、同業他社との差別化が求められる現代において、当...