公開制作
安田佐智種
家庭のなかで繰り返される1日のルーティンを、細やかな手仕事によって可視化する、ニューヨークを拠点に活動する美術家・安田佐智種の公開制作が、府中市美術館にて行われる。料理や洗濯、子育てなど、当たり前に行われながらも見過ごされがちな行為を、時間の流れや身体の動きを手がかりに丁寧にすくい上げ、作品へと変換していくその姿を通じて、家庭内労働やケアワークに宿る静かな感情を、観る人それぞれの記憶と結び付けて問い直す。
安田佐智種《Mothers' Daily Schedule》2024年
ザ・プランク(ニューヨーク)での展示風景
府中市美術館
9月19日~2027年2月21日
Fly to the Moon:
月をめぐる5つの物語
夜空に浮かぶひときわ大きな天体、月。満ち欠けを繰り返しながらも、見上げればいつも規則正しくそこにあり、静かに夜道を照らし続けている。月は古今東西の国々で信仰の対象とされてきた。また、神話やおとぎ話、詩、歌や物語に登場するように、長きにわたって私たち人類にアイデアの元となるひらめきを与え続けてきたものでもある。本展では「月」をテーマに制作された5つの作品を中心にその周辺をめぐる。来場者自身の想像力と共に、4つの展示室で展開する約120分間の月世界旅行を楽しめる催しだ。
倉俣史朗《How High the Moon》1986年
スチールエキスパンドメタルにニッケルクローム
95 x 75 x 85cm ©Kuramata Design Office
野口里佳《潜る人》1995年
デジタルCプリント
107.7 x 241.3 cm ©Noguchi Rika
原美術館ARC
9月12日~2027年1月11日
20世紀北欧デザインの巨匠
スティグ・リンドベリ展
スウェーデンの陶芸家でありデザイナーのスティグ・リンドベリ(1916-1982)は、20世紀北欧デザインを代表するデザイナーとして、数々のデザインやアートが世界中の多くの人々に愛され続けている。本展では、日本でも人気のある食器や皿などのテーブルウェアに加えて、ファイアンス(錫釉陶器)や一点もののアートピース、テキスタイル、絵本の挿絵、スケッチなどを展示する。北欧デザインのパイオニアとして活躍したその...
