マルハニチロが3月1日、社名をUmiosに変更した。新たにパーパスとして「For the ocean,for life」を掲げ、「ソリューションカンパニー」への進化を試みている。新社名の浸透という難題に対して打ち出したのは新生命体「ウミオス」というキャラクター。複雑なメッセージを「直感」で伝えるために心がけていることとは。
3月2日の朝刊に掲載された、社名変更を伝える新聞広告。朝日、毎日、日経ほか全国13紙に出稿。
社会や地球の課題を解決する企業へ
「Umios(ウミオス)」という社名は、「umi(ウミ)」「one(ワン)」「solutions(ソリューションズ)」という単語の頭文字を組み合わせて生まれた。背景には、「食品会社」から、食を通じて社会課題の解決を目指す「ソリューションカンパニー」への進化を図る意図がある。
1880年創業のマルハと1907年創業のニチロが2007年に統合して誕生した、総合食品会社のマルハニチロ。近年ではアプローチの範囲を拡げ、「日本市場の縮小」「天然水産資源の減少」「コストの上昇」といった課題に対して、さまざまな取り組みを行ってきた。
そうした取り組みを背景として、「100年後のより良い未来を実現するために、私たちが取り組むべきは『食』を提供するだけに留まらず、事業課題の解決の範囲を超え、社会や地球の課題を解決することであるという考えに至りました。業績も安定している今、第三創業と位置付けて決断しました」と、同社経営企画部ブランドコミュニケーション・広報グループ課長役の本島敦子さんは説明する。
新ロゴは、HAKUHODO DESIGN のアートディ...


