亀倉雄策賞に田部井美奈氏 JAGDA賞は10作品選出

公開日:2026年4月10日

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第28回亀倉雄策賞/JAGDA賞複合
田部井美奈/個展の空間構成・告知ツール・作品集「光と図形と、その周辺」(org:DNP文化振興財団)

JAGDA賞映像
関戸貴美子/シャンプーブランドのCF
「家族と愛とメリット」(cl:花王)

第28回亀倉雄策賞/JAGDA賞2026

日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)は2月20日、「第28回亀倉雄策賞」「JAGDA賞2026」の結果をそれぞれ発表した。「亀倉雄策賞」に選ばれたのは、田部井美奈氏の「光と図形と、その周辺」(org:DNP文化振興財団)。2025年9月にギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催された個展の作品ポスター、会場構成、告知ツール、作品集の一式が受賞対象となった。

「亀倉雄策賞」はJAGDA初代会長を務め、世界のデザイン界にも影響を与え続けた故・亀倉雄策の業績をたたえ、1999年に創設された。毎年出品作の中から、年齢やキャリアを問わず、最も輝いている作品とその制作者に授与している。「JAGDA賞」は、田部井氏の作品を含む10点が受賞した。

7月からはGOOD DESIGN Marunouchiにて受賞作品を展示する「第28回亀倉雄策賞受賞記念展」の開催を予定している(各地巡回予定)。また6月下旬からは、東京ミッドタウン・デザインハブで企画展「日本のグラフィックデザイン2026」も開催。アジア圏での巡回を検討している。

田部井美奈(たべい・みな)
1977年埼玉県生まれ。武蔵野美術大学短期大学部卒業。2003年より服部一成氏のもとで活動し、2014年に独立、田部井美奈デザインを設立。広告、書籍、パッケージ、展示、空間構成などの領域において、色彩や幾何学を軸に、光などの現象と物の関係性を探り、平面と立体を行き来するような視覚表現に取り組む。主な仕事に「武蔵野美術大学」のイメージビジュアル、「マティス展」、『奥能登半島/石川直樹』『ミライの源氏物語/山崎ナオコーラ』の装丁、「(NO)RAISIN SANDWICH」「Mame Kurogouchi」のパッケージデザイン、展示「光と図形」など。東京ADC賞2019受賞。AGI(国際グラフィック連盟)会員。

JAGDA賞複合
菊地敦己(共同制作:乾久美子建築設計事務所 オリジナルロゴ制作:浅葉克己)/美術館のVI・サイン・空間構築「横浜美術館リニューアル」
(cl:横浜美術館)

JAGDA賞ジェネラルグラフィック
居山浩二/商品マスキングテープ「Diagonal Cut Tape」
(cl:カモ井加工紙)

JAGDA賞環境・空間
三澤遥(共同制作:三宅デザイン事務所+オムプリッセイッセイミヤケ デザインチーム)/布製品によるインスタレーション
「Amid Impasto of Horizons — 積み重なる地平̶」(cl:イッセイミヤケ)

JAGDA賞ジェネラルグラフィック/JAGDA新人賞
大坪メイ/紙商社の企画展出品作品
「かつて木だったものたち」(org:竹尾)

JAGDA賞ジェネラルグラフィック/JAGDA新人賞
浅野隆昌/共同企画展のツール・販売物
「テーブルの上のスィンスィン」(org:YMP)

JAGDA賞CI・VI・シンボル・ロゴ
佐々木拓・金井あき/文房具・家具・事務機器メーカーのVI「コクヨリニューアル」
(cl:コクヨ)

JAGDA賞ブック・エディトリアル
服部一成/インディペンデント雑誌の合本のブックデザイン「here and there vol.1-13.5」
(cl:バナナフィッシュ/ニーヴス)

JAGDA賞複合
永井一史/グラフィックデザイナーの作品集・関連制作物「永井一正作品集『LIFE』」(cl:芸術新聞社)

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