ブックデザイナー
大倉真一郎(おおくら・しんいちろう)
A.年末年始に読む本
毎年、年末から年始にかけて読む本がある。『工作舎物語眠りたくなかった時代』という本だ。1970~90年代頃のエディトリアルデザインの現場の空気感を存分に感じられる内容で、現代からすると考えられないほど過酷な環境の中、登場する人たちはイキイキと後に伝説的となる雑誌や本をつくっていく。「求道的に働く」みたいなものにほんの少し憧れがある僕にとって、この本は読むたびにサァ今年も頑張ろうか。と前向きな気持ちにさせてくれる。
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CMプランナー/コピーライター
福田晴久(ふくた...
