一次審査員からのアドバイス[ディレクター]

公開日:2026年2月06日

    Q1.企画を絵コンテにする際に大切にしていること

    Q2.Web動画も含めたCM全般の演出で重視していること

    Q3.撮影後のブラッシュアップのポイント

A1.CMが実際にテレビ画面に映ったときや、スマホの画面に映ったときに、どこまで目を留めてもらえるか、どの1枚が印象に残るか、サムネイルになるか、を考えて描きます。演出コンテはあくまで設計図。現場の演技で変わることもたくさんあるので、絵を描き込みすぎないことも心がけています。

A2.自分がそれを見ていて飽きないつくりになっているか。冗長になっていないか。流れや企画を何度も確認します。衣装やアングル、BGM、演技などをどれだけ計算していっても、必ず現場で想定外のことが起こります。その偶発性を楽しむことと同時に、自分が今撮っているものだけがカメラの中に収まることを常に意識します(不安や葛藤は意外と画面に映りません)。

A3.編集や音付けでは、物語の流れや感情を引き立てるため、映像と音のバランスを重視。音楽や効果音、カットのタイミングを細かく調整し、視聴者を引き付けるリズムをつくります。色調やエフェクトによるビジュアルの統一感も大切です。BOVAなどの公募型の映像制作は分業制ではないので、ディレクターは企画から積極的に参加を。企画が商品やサービスから離れていると、ブラッシュアップ作業をいくら頑張っても、企画に落ちない映像になるからです。

企画段階から積極的に参加を

伊勢田世山


A1.絵が下手なので...

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