多田美波―光、凛とゆれる 戦後いち早く新しい工業素材や加工技術 ほか展覧会情報

公開日:2026年9月03日

多田美波の造形世界に迫る大規模な回顧展

多田美波―光、凛とゆれる

戦後いち早く新しい工業素材や加工技術を芸術表現に取り入れ、美術・建築・デザインの領域を往還しながら「第二の自然」を探究した抽象彫刻家・造形作家、多田美波の仕事を総覧する大規模回顧展が開催中だ。

生涯でおよそ200点の彫刻作品と500点に及ぶ建築関連作品を手がけた多田は、空に向かってすらりと伸びていくようなステンレスの彫刻や、自然の景観に心地よく馴染むガラスやアクリルの彫刻、あるいは色とりどりの光を内包する「光壁」など、都市のさまざまな場所に作品を残し、人々の生活空間の一部を形づくってきた。

本展では、多田美波研究所の全面的協力のもと、初期の絵画、各時代の彫刻、本人が「光造形」と呼んだ照明作品など約70点に加え、多様なアーカイブ資料を展観。さらに、現存しない作品や照明作品を一部再制作・再構成して展示している。

《周波数37306505》1965アクリル樹脂、アルミ、鉄 東京都...

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