The One Show 2025 ADC 104th Annual Awards
5月半ば、The One Show 2025と104回目を迎えたニューヨークADC賞(ADC104th Annual Awards)の結果が発表された。両賞共に最高賞に輝いたのは、SpotifyのBtoBマーケティング施策「Spreadbeats」。広告枠を購入するメディアプランナーが日常的に使用するExcelのメディアプラン表を活用したもので、そこに音楽動画を埋め込んだ。
The One Show では日本からの応募作品のうち2作品が部門最高賞を受賞した。北國新聞社が主催する高等学校相撲金沢大会の「Move Forward.」がDesign部門で、日本マクドナルドによるリクルーティング施策「スマイルあげない」が Music & Sound Craft部門で受賞を果たした。
一方ニューヨークADC賞では、ポノスのスマートフォン向けゲームアプリ「にゃんこ大戦争」の「11と1/2周年『神さま電話相談室』篇」がGaming部門の部門賞に入賞。これはゲーム内の特別なキャラクター「神さま」にステージ&ミッション攻略のためのさまざまなお悩みを相談できるキャンペーンだ。LINEで電話相談室の公式アカウントを友だち追加することで、誰でも簡単に「神さま」に相談をすることができる。さらに一部の参加者には突然「神さま」から通話リクエストが届き、リアルタイム通話をして会話や相談ができる機会も設けた。
The One Showは、今年62カ国から合計1万9860点の応募が集まった。そこからBest of Show、Best of Disciplineや特別賞のほか、157のゴールドペンシル、197のシルバー、270のブロンズ、そして1026のメリットが選ばれている。ニューヨークADC賞は今年、59の国と地域から合計1万935作品の応募があり、102のゴールド、133のシルバー、189のブロンズ、347のメリットが選ばれた。
The One Show 2025
Best of Show( 最高賞)
Best of Discipline(部門賞)
(Branded Entertainment 部門、
Creative Use of Data 部門、Direct Marketing 部門、
Moving Image Craft & Production 部門)
Spotify 「Spreadbeats」(01)
(FCB)

01
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